いよいよ、神噐・太極「寶」漢大宇宙への出発です。
中国古代より宇宙には天地創造主“天帝”がいると信じられ、古来の天文書によると、▼A「北極星」は宇宙の中心に不動の位置で正座し、この星に“天帝”が宿ると信じられて来た。
そして古来より中国皇帝は、天の子「天子」とされた。
よって、北極星は、天子の星でもあった。
そして、古来より北極星を主星とする▼B「北斗七星」は、その宇宙の創造主“天帝”の乗り物”であると言う。
この神噐・太極「寶」は、当時天子・皇帝の象徴、宇宙の創造主「天帝」の神噐として創造された「寶」であった。
即ち、『神噐』は天子皇帝の宝噐であり、それは即、漢大宇宙の創造主・天帝そして北極星の具現です。
ですからこの宇宙船「大和」の発車台は、北の夜空、北極・北斗の方角に向け設計されてあります。
発車準備に入る前に、この宇宙船「大和」に乗り組んで戴いた皆さんに、この宇宙船「大和」建造、即ちインターネット開設にいたるまでの経過そして、ホームページの航行手順を、今一度この『神噐』★アクセスコーナーでお伝え致します。
「寶」に因む記念すべき平成11年9月5日、最終仮本「寶」解明の本が完成したことは、既にお知らせの通りです。
その後、約6ケ月間、学者・美術館関係者・各界各層、130余の方々に世紀の「寶」発見を知らせる送封作業に忙殺されていました。
そして本年・西暦2000年・皇紀2660年1月末日頃、その送封作業は終結し、「寶」の神知は海を越えた。
そして、このインターネット開設のための母船「大和」建造が、本年3月15日より昼夜を通し、突貫工事で始めることになりました。
このため、母船「大和」は相当未整備で点検作業も十分ではありません。 誤字・脱字・枝葉な錯誤、文法的問題点など世界に発信するには赤面の思いです。
更に航行計画の未チェックなどによる、運行計画の途中変更なども十分予想され、船酔い宇宙病など乗船者の皆様に、ご迷惑を強いることもあろうかと存じます。
出発に際しこの事を乗船の皆様にあらかじめお伝え致しておきます。
混迷する現代社会、未曾有の大恐慌、今は時間との戦いです。
人類文化の希望の「寶」を、世界に伝えるには見切り発車も致し方ありません。
皆さんとこれから果てしない漢宇宙へ旅立つのです。場合によっては、搭乗の皆様にも、アクセス願い、分からない事や「大和」の軌道修正を★(48)『投稿コナー』で手伝って戴く事も生じるかと思います。
なおアクセス・コード・ナンバー★1番「神噐」〜15番「歴史の空白」までの各項目は、この乗船者の皆様が最低限知っておかなければならない★惑星群です。
そして、最終★惑星(55)番まで、このホームページ本体「大和」に印しておきました。
それでは、この北斗の帝車に搭乗戴いた皆様に『神噐』を解説し、その後で「大和」のアクセス手順をご説明いたします。
古来、天の子・天子皇帝の持つ神噐は中華の覇者がもつ天下象徴の宝器とされた。
即ち神噐継承者、または神噐を取得した者が中華の皇帝と定められた。
日本最大の漢和辞典『大漢和辞典』に、神噐・太極「寶」、獅子の印鑑の歴史的存在を想像させる記述が載る。
『大漢和辞典』「神噐」欄の注釈は以下である。
「神噐」
@帝位の相続に伴う宝物・▼C玉璽。
A(老子二十九)〔注〕神・無形無方也、器、合成也、無形以合、故謂之神噐也。
B神噐化成、陽文陰縵。
C神噐、璽也
Dその他
@玉璽とC璽は同じで意味で「璽」とは、天子皇帝を象徴する印鑑の事で、唐代、この皇帝の「璽」印の呼称を「寶」と改めた。(▼D唐書・車服志) 璽の印材は主に玉で作られたものが、殆どであった。
この玉で作られた皇帝の「璽」印の呼称が唐代「寶」と改められた時、この奇跡の神噐「寶」が誕生したのである。
ABがその歴史的謎を秘めた記述であるが、この段階では、獅子の印鑑が即この神噐と断定するには、まだ早計であるがBの「化成」変化して成るは、陶磁器を窺わせ、陽文陰縵は印鑑の文字の様式を想起させる。
Aの記述は、いずれこの神噐「寶」が何故、奇跡の陶磁器であるか、何故太極の神噐なのか、それを窺わせる重要な記述です。
「無形」は即ち形が無い。「無方」の“方”とは“方形”の意味で四角または角がないと解釈できる。
しかも合せ成った“器”故に神噐であると言う。
まさに摩訶不可思議な解説である。
いずれ詳しく触れ、明らかにするであろうが、これが、神噐「寶」が“伝説の器”★(14)「方円の器」を窺わせる重要な記述です。
この獅子の印鑑が神噐・太極「寶」であり、幻の「方円の器」であると立証するには、これからさらに、膨大な資料をもとに、あらゆる角度から光を当て、その全体像を鮮明にしなければなりません。
いずれにしても、“神噐”は中国皇帝が祖先を奉る『宗廟』に安置されてあった天下の覇者がもつ「寶」です。
唐代・玄宗皇帝の時代、この宗廟の呼称は▼E『玄元皇帝廟』であったと言う。これが唐代・唐朝の神噐であるなら、現代より溯る事、約1300年前です。
ホームページ『大和』の行く先は、波頭の彼方約1300年前の大唐の都そして遥かな漢大宇宙の彼方に輝く北極星です。
重ねて、中国皇帝は天の子・天子で、天帝の子です。
天下の覇者が持つ神噐を与えられた天子は天帝象徴の北極星とイコールです。
ですからこの『神噐』の欄は、このホームページの北極星とも言うべき、コーナーです。
『大和』の行く先は、北の夜空に瞬く不動の星・北極星です。
あらゆる、困難を乗り越え、行かねばならない歴史の漢大宇宙です。
なお、このホームページ「大和」は、搭乗の皆様に、極力分かりやすく解説するつもりですが、艦長の能力、専門的宇宙用語・そして神噐・太極「寶」の性質上、それにも限界があります。
搭乗の各位には相当の忍耐を強いるかと思いますが“世紀の寶”発見に向かうには致し方ありません。
真の知性を求めてやまない、21世紀を託する選ばれた者のみが搭乗する「大和」です。
漢文化の“真理”を目指す壮大な宇宙への旅立ちです。
途中棄権者の出ない事を祈っております。
重ねて▼F「大和」最初のこの「神噐」のコーナーは漢大宇宙の巨星・北極星とも言うべき欄です。
このため、北極星・天帝の乗り物“北斗七星”と同じく、この最初の欄の▼マークの各アクセスコードには七星を配当しました。
これから果てしない航海に旅立つ上での手順、伝達事項など、▼G「大和航行マニアル」をご理解戴くため、次の★(2)『太極』の惑星欄に進まず、まずマップに順次試乗アクセス願います。
「大和航行マニアル」アクセス後、「大和」本体最終★(55)『霊符』まで一読願います。
そして全てのホームページ「大和」航行は★(52)『惑星一覧表』に記した運行計画表を御覧戴き、その後は各自の操縦能力に従い、自由に航行下さい。
※「大和」航行計画の全貌★(52)『惑星一覧表』
「大和」航海誌 平成12年4月10日
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