C 『玉璽』 |
璽は王者の印。天子皇帝の印です。 秦以来、玉を用いて作る。 唐改めて「寶」となす。 「傳國璽」 歴代の天子が寶とした印。 漢の高祖、改め傳國璽とした。 隋、受命璽と改称。 唐・承天大寶とした。 「寶」 則天武后、「璽」改め「寶」とする。 武后の子・中宗「寶」を「璽」に復す。 開元六年 「璽」を再び「寶」とする。 天寶十戴「傳國璽」「承天大寶」と為す。 『大漢和』より この王者の印である玉璽が唐代、則天武后の時「寶」に改められている。 しかも・その呼称が各皇帝に より2転3転している。 王者の印であり・天の子・天子の印が2転3転する事は、歴史を通観して異常な事である。 いづれ、この歴史の闇を明らかにしなければ、この神噐「寶」の謎は解けません。 “則天武后”中国5000年ただ一人の女帝。 中国史に名を馳せる“妖怪”。 白鳥座Xに存在すると言うブラックホールで今も酒池肉林の饗宴を繰り広げていると言う” いずれは、向かわなければならない歴史のブラックホールです。 全ては、歴史の空白、謎である。 重ねてこれはフイクションではない。 日中の歴史学者および関係者70名余に「寶」本をお送りした。 未だ誰一人本格的、異議、反論を加えた先生いない。 いずれ真実・真理は歴史が証明するであろう。 「大和」は、今日までの歴史家が誰一人、気づく事が出来なかった、歴史の闇にいずれ踏み込むであろう。 平成12年4月21日 |