東洋陶磁学会

竹内順一常任委員長殿

冠省

はじめに竹内常任委員長に諸々お気を煩わし

ております事、まずはお許し願います。

急がねばならない諸事情もあり、早速本題に

入らせて戴きます。

さて本年620(516日付け)と日時を切っ

た東洋陶磁学会への申し入れに対し、ご
返事を

戴けませんでした。

また文化庁斉藤孝正主任調査官に託けた831

日までの日を切った、貴学会への申し入
れも御

待ち申しておりましたが、それも戴けませんで

した。

お手元に届いていたのか、はなはだ不安でしたので★同封致しました。

私として、一昨年より既に事実上貴学会を踏破したものとして文化庁斉藤主任調査官に

指揮を執って戴くべく、申し入れを致しておりました。

前々の青木長官、前玉井長官への再三の「訴状」も既にお耳にお達しの事と存じます

苦節20年、75000時間は確実に消費し、「寶」本発刊後、九年前の第一波で日本の名

だたる歴史学者、そして博物館関係者、50名以上(★同封)を既に踏破しております。

そして家業再建と私事に忙殺され約3年中断致しましたが、「寶」のHPを立ち上げの後

再び行軍を開始し、3000名は参集すると勘案される「日本道教学会」「日本中国学会」「東

方学会」その他の歴史学会も踏破して参りました。

各学会は勿論、個々の先生方、誰一人として、正面から異論反論を唱えた方はおいでま

せん。

90%以上の先生が沈黙か背走です。

真摯に対応戴いた貴学会、前伊藤常任委員長(学芸員同席)のご質問にも裏付け資料をもっ

て明快にお答え致しました。

貴学会から戴いた研究対象として取り上げぬ旨の返書は★同封の通りで御座います。

命を賭けた戦いです。

帰しかたを振り返るなら拙者ならずとも、日本の各学会のこれまでの対応に深い失望と

怒りを覚えるのも無理からぬ事であろうかと存じます。

文化庁斉藤主任調査官から戴いた公式返書は★同封の通りで御座います。

それでも書面から明確に対応するとの竹内委員長の息遣いが伝わり心強く思っておりま

す。

神噐「寶」は中国4000-年文化の黄金期、唐代の歴史を根底から塗り替える未曾有の「寶」

です。

中国政府が動き、故宮博物院から届いた鑑定が自然石で、日本国内の機関と真っ向反対

の見解です。

貴学会は日本における東洋陶磁器の最高学会です。

歴史部門は既に終えております。

あとは、貴学会の科学的検証と最終鑑定と、そして公式声明です。

当方が貴学会に要望する内容はこれまで貴学会に宛てた書状、また文化庁に宛てた同封

の各書状、さらには同封「寶」HPアドレスで検索確認の上、当方に諸事ご指示戴ければ、

如何様にも対応する所存であります。

最早私の個人的な願いなど塵にもならない、日本国の国益が懸かっております。

また日本国内はもとより世界の中国歴史研究者が「寶」の発見を知らず、空しい著書を

続々刊行致しております。

私は勿論でありますが貴学会にも、最早重大な歴史的責務が課せられております。

世界ナンバーワンともいうべき至宝、未曾有の神噐「寶」です。

神噐「寶」に相応しき、しかるべき迅速かつ明確な対応を願う次第であります。

拙者は零細事業を営みながら、果てしない道を行軍して参りました。

御支持戴いた、草柳大蔵先生、吉野裕子博士、上杉千郷皇學館館長も亡くなられました。

黒川総三先生も老齢にて臥せっておられます。

私事ながら私の母親も93歳で存命です。

諸々勘案して1010日まで、貴学会の正式の御返書お待ち申しております。

なお、全ての軌跡は★同封アドレス「寶」HPに載り、速やかに世界に発信致しておりま

すのでご確認願います。

愚生の不調法・不作法、未曾有の「寶」解明発掘に免じ平に平にお許し願います。

                                                            敬白

平成22916

同封

     文化庁からの学会申し入れ各書状

     第一波、行軍記録

     文化庁公式返書

     HPカード