大兄・竹内順一委員長殿
前略
東日本大震災に心が張り裂けんばかりであります。
三陸の大津波は原発を破壊し、核放射能を伴って、更に巨大な津波となって日本中を襲
っております。
日本経済を呑み込むような巨大な経済津波は、この氷見市まで既に第一波が到達致して
おります!!!!
氷見市の小松キャステック・自動車関連の下請け・また基幹産業である観光その他・刻々
被害情報がもたらされます。
無能な政治家・危機管理を怠った原子力委と保安院・東電、平和ボケした日本人全てを
嘲笑うかのようです。
私は過去数年、三代の文化庁長官に計7回、そして現文部科学大臣・副大臣・政務官に
2回、国会議員約70名に2回、日本は「政治」「経済」に加え「文化」の危機管理も体
を成していないと声を限りに叫んで参りました。
「寶」の印面九文字は宇宙創世時のビックバーン、質量無限大の太極の原子核です。
まさに、太極「寶」は原子力保安院・東電幹部と同じ、危機管理ゼロの怠惰・惰眠する
「日本道教学会」「東方学会」「日本中国学会」等の机上の知識学問を木っ端微塵に吹き
飛ばしました。
「寶」解明後、13年間、未曾有の太極「寶」発見を日本中に叫んで参りました。
解明時から個々の学者、政治家・各界各層・著名人その他、書状の総数だけでも400
通をゆうに超えます。
21年間、生き抜いて来た事、自体、奇跡としか言い様がありません。
生き抜いてきたのは、危機に対する動物的な勘と歴史的使命感であります。
バブル崩壊、一家崩壊、危機一髪の家業を再構築し・リーマン・ショックを透視し、不
動産氷河期と云われる恐慌下を、阿修羅となって行軍してきました。
身体が持たないか、発狂するか、自殺するか、気の遠くなる歳月でありました。
ですから東北の方々の惨状は自分の事のように悲しみと怒りが渦巻きます。
原発の事故は無防備・杜撰・怠惰・傲慢の人災であります!!!!!
それだけに原子力委員会・保安院・東電幹部と日本道教学会を筆頭とする各歴史学会と
完全にダブって見えるのです。
“想定外”???とんでもありません!!!!!被災者は危機管理ゼロ近い彼らの脳構
造が想定外であります!!!!
大兄が来氷された日(2・26)と大震災(3・11)は14日間しか差がありません。
「寶」の21年の歳月からは、全てが偶然と必然が表裏したまさに天の意図が感じられ
てなりません。
世界ナンバーワンの、この未曾有の神器・太極「寶」の認知を気の遠くなるほど待たせ
たのは、この国難に役立てよと云う天命と感得致しております。
「寶」を検分した後、少しの間も大兄が、地震があるかも知れないから一旦「寶」を箱
に納められよと、二度、強く促されました。
今もって深く感じ入っております。
自分は危機管理を喪失し、平和ボケした日本、取り分け知識階級に鉄槌を下すべく神器・
太極「寶」が降臨したと感得致しております。
石原都知事の天罰(被災者では無く)発言と殆ど同感であります!!!
最早自分には美田を残す者はおりません。
この世界の至宝を、東北の被災者の物心両面の支援に役立てたいと心底、願っておりま
す。
「寶」発見は、トロイアの遺跡を発見したシュリーマンの壮挙に匹敵すると自負致して
おります。
重ねて神器「寶」の降臨により、唐代史・道教史・陶磁史・印章史・漢字学・中国民俗
学・中国哲学思想史・皇帝文化・獅子文化・渡来文化・(正倉院書物)、その他(関係漢
詩の訳・則天文字の解釈・古銭解釈・篆刻辞典・中国史年表)中国文化の黄金期、唐代
の歴史は殆ど書き改めねばなりません。
「大漢和辞典」を筆頭に、あらゆる関連書物の根本的書き直し、補正・補足・削除・訂
正は必至であります。
それらに加え、日本、中国・台湾・韓国・世界の教科書も訂正と加筆に迫られます。
まさに何億冊の過去の膨大な関係書物・研究書が東北震災の瓦礫の山と同様化します。
舞台さえ整えれば日本は勿論、漢文化圏を超え「寶」、太極のインフレーションとなって
世界を席巻致します。
またそれは国難の日本の出版業界・マスコミその他に計り知れない、経済効果を生む事
は必定であります。
神器・太極「寶」の発表には、陶磁器学会は勿論・文部科学省・文化庁・中国歴史研究
の各学会・日本国際ペンクラブ・新聞・テレビ・マスコミ・等々を動員した「寶」に相
応しき舞台を願っております。
愚生は盆以降、吉日を選んで国会および各界各層に500通(得意の配達証明)、2波
3波のミサイルも辞しません。
平成のドンキホーテーです!!!内心拙者とて「寶」から逃げ出したい一心であります。
しかし歴史文化は人類の共有財産です。
歴史は正さねばなりません。
私はガリレオにならない!!!
神器・太極「寶」は並みの国宝とは訳が違います!!!唐朝が30年間を費やし、延べ
人員何千万人を動員し完成した世界の至宝です。
これも天命・宿命です!!!!世紀の大舞台、大兄の手に委ねます。
同封、学恩と21年間温かく見守って戴いた臥龍、黒川総三先生(93歳)が故吉野博
士に宛てた書状の下書きを今一度ご覧ください。
私の「寶」解明本の内容に、一つも間違いが無い!!!と博士に書状を認められたので
す。
また、大学院まで中国史が専攻で氷見市立図書館の司書、森越博氏も寶本を詳細、かつ
入念にチェックしたが、一切反論出来なかったと、ガックリ肩を落としたのです。
中国の王敏女史・劉京蔡博士(同封)・野口徹郎教授、東大の教授お二人・各歴史学会、ま
さに日中の諸先生、誰一人反論出来ませんでした。
枝葉な錯誤と多少の脚色はあったとしても、歴史の大脈・大本は如何なる大先生と云え
ども、異論・反論は無理であります。
神器・太極「寶」が唐朝の宗廟、壮大な大伽藍「玄元皇帝廟」の神殿に鎮座して、唐代
歴史が完璧に整合するのです。
驚愕の史実です。
歴史資料・文献・全ての傍証がこの神器・太極「寶」の史実を指し示すのです。
勿論、「寶」解明は先人の多大な学恩の御蔭である事は申すまでもありません。
そんな政治的観点からでも、舞台を整えなければならないと虚空を観つめております。
玄宗皇帝の勅令下、神器「寶」制作には何十万人が動員されました、
愚生は勿論、大兄も最早引き返す事は歴史が許してくれません。
神器・太極「寶」安置の【玄元皇帝宮】、その神殿の黄金の鍵は大兄の御手です。
今は、三陸の震災と東電の原発、世上の鎮静を待つしかありません。
同封HPアドレスに、私の履歴その他が載っております。
恥の山を書いております。
馬鹿の馬鹿たる所以、いずれ分かることで、大兄に事前にお知らせ致します。
それでも、そのHPの中の「世相を切る」のコナーに、シリーズ「大恐慌」が載ってお
ります。
世界経済に衝撃をもたらしたリーマン・ショックを一年半前から完全透視した事が載っ
ております。
記事には、全て日付が明記され、私のHPの全ての読者が証人です。
経済誌・日本中のエコノミストが、誰一人記事にしていない時期から、世界恐慌を警鐘
していたのです。
HPにはバブル崩壊も、そして重大殺人事件も透視した事が載っております。
恐らくそれら全て喝破した人間は、日本中で片手もいないであろう。
現在、東電原発事故も「東日本大震災」と銘打って、リアルタイムで載せております。
駄作の山、1800句をはじめ、7年間で4500頁以上、恥の山であります。
HPは、性格的に待つことの嫌いな陣中の鎮静剤でありました。
漢文化の歴史の扉、その黄金の鍵は、大兄にしかとお渡ししました。
深い鎮魂の中で、再建に立ち上がる被災者と共に、大兄の始動を待望致しております
敬白
平成23年4月20日
同封 黒川先生書状の下書き HPカード |