第七章      『載』

 

道教では、満天の夜空に神々が星座しています

玄宗皇帝はインドから天文学者を招き天体観測をさせています

漢大宇宙の夜空で天帝が宿る星は北極星です

当時北極星は不動の星として道教の最高神が星座すると考えられていました

この第七章はその北斗七星の中心で星座する北極星の章です

この章は特別の章です。1300年間、誰一人知る術の無かった伝説の器である「方円の

器」と本書の道標、まさに北極星であった『大漢和辞典』の最終最大画数の謎を解いて、

更に世界の陶磁器研究者の謎である唐白磁の窯場を大胆に予言してみたいと思います。

真の博人、心眼の先生なら、ここまで解明した数々が、いかに凄いことかお分かりの筈で

初版本とこの改訂本と合わせてご理解するなら、唐代史のみならず、漢文化の歴史を根底

から覆す発見であることを認めるしか他ありません

これは私が解いたわけではありません

先人の多くの諸先生方の与力によるものです

また、唐代アカデミーが完璧を創作したため、完璧の神器「寶」が完璧ゆえに自ら語った

からです

“神はサイコロを振らない”全ては勅令、天命でありました

平成1937