冠省

昨年11月中国4000年の至宝、神噐・太極「寶」

発見を、貴台にお
知らせ致しました。

中国文化の黄金期、唐代の歴史を根底から覆す「寶」

の発見は、ドイツ
のシュリーマンがトロイアの遺跡発見

に匹敵する壮挙と云って過言では
ありません。

執筆解明に約8年、「寶」の真偽・是非を問うて約9

年、果てしない道
を歩んで参りました。

その間、美術館関係者、中国史家の諸先生50名以上、

更に日本におけ
る中国歴史研究に約3000名の諸先生

が参集する「日本道教学会」「日
本中国学会」「東方学会」



樺日新聞社
代表取締役会長
白井文吾 氏

三学会を踏破して参りました。

個々の諸先生方、そして三学会95%以上が沈黙、背走であります。

更に昨年9月、日本における陶磁器研究の最高学会「東洋陶磁学会」も伊藤常

任委員長のギリギリの対応を賜りました

が、最終的に同様の結果となりました。

愚生の不徳とはゆえ、漢文化の歴史を塗り替える未曾有の神噐・太極「寶」の

扉は未だ開いておりません。

同封、青木保文化庁長官に宛てた最終「訴状」そして添付した資料を検分願い

深刻なる事態をご理解願います。

長官への訴状の中に何故“歴史の扉”が開かないか、その原因と、歴史学会の

“元凶”も示唆してあります。

現下の中国歴史研究における大學教授そして学会は行政と同じく縦割り学問で

あります。

未曾有の神噐・太極「寶」は、個々の先生方の研究領域を遙かに超えた漢文化

の北極星、世界の至宝であります。

御社の文化部が、二・三の大學教授に確認を求めても返って来る答えは、私が

約10年、大學教授や学会から返って来た、空しい返答と同じかと存じます。

狭い研究領域や生半可な知識学問では答えられません。

学者生命を賭けた、覚悟の返答に迫られ、研究領域外を理由に挙げ、口を濁ら

れるのが落ちかと存じます。

神噐「寶」は1300年前、この太極、奇跡の韻文を考案した大宗師、司馬承

禎が、現代中国歴史研究者全てに放った

真人か否かのリトマス状であります。

昨年青木長官に日本は「政治」「経済」に加え『文化』の“危機管理”も「体」

を成していないと申し上げました。

まさに草柳大蔵先生亡き後、日本でこの神噐「寶」を、腹を括って答えられる

真の学者は京都藤井有鄰館藤井善三郎館長、他数名もいないでしょう。

藤井館長は複数の大學の非常勤講師を勤められ中国陶磁器、中国史、中国古印、

全てに精通する白眉の真人です。

吉野裕子博士はご高齢です!あえて歴史部門で名を挙げるなら元桜美林大學野

口鐡郎名誉教授・秋田大学石川三佐男博士

・法政大学王敏女史そして同封劉京宰博士、その他、指を折るでしょう。

同封何十名の大學教授を束ね「道教の大事典」を責任編集なされた坂出祥伸先生

の返書、そしてアジア経済文化研究所の劉京宰理事長の偽らざる。

書状で、学会の諸先生その他の関係者の心底と実情をご理解願います。

苦節17年、バブル崩壊そして大恐慌と零細事業者が激流に翻弄されながら、阿

修羅と化して行軍して参りました。

17年の記録全ては末尾アドレス「寶」HPにて世界に発信しております。

漢文化の至宝、神噐・太極「寶」が、この日本で確認発見されることは、後世

「文化的」にも「政治的」にも大きな意義があると深く思念致しております。

青木長官への書状と同封資料そして昨年御届けした資料全てを概観願い、御社

の速やかなる対応を切望するものであります。

約1300年の時空の彼方より放たれた“勅令の矢文”貴台に確かに御届け致

しました。

 人事は尽くしました!あとは天命に従うのみであります。

ご健勝を心よりお祈り申し上げます。

                                                             敬白

平成21621

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