斉藤孝正文化庁主任調査官殿

粛啓

東北震災と原発事故は未だ日本全体を混乱の渦に落としめております。

竹内委員長が官費で来氷されたのが2月26日で、震災が3月11日です。

13日間の差で、神器「寶」の旅路が約21年で、殆ど同時のような気がいたします。

震災後、愚生はこの世界遺産に叶う「寶」の発表その他を考えるに、即刻、

竹内委員長に最低限9月まで行動の休止を申し入れました。

大混乱の一定の沈静を9月までと予測し、その間、同封内容証明書の通り8月31日の期

限を切って@『日本道教學會』A『日本中國學會』B『財團法人東方學會』C『日本中国

関係学会』に再度、念に念を押して配達証明書状をお送りしました

期限は切りました。

四学会共、完全沈黙であります

これにて陶磁器部門・歴史部門、完璧に踏破であります。

そして昨日、野田新内閣が発足致しました。

それを見極めた上で本日、竹内委員長にも、四学会への内容証明を同封し、

2月26日の約束どおり、しかるべく美術館に納める準備を行動願う旨の書状をお送りし

ました。

振り返って「寶」解明後、個々の大学教授・博物館関係者・陶磁器研究所・その他70名

前後の関係者に、解明「寶」本の是非を質して参りましたが、反論された方は皆無であり

ました。

さらにHP公表会員総数4550名の歴史四学会にも問うて参りましたが梨の礫であり

ました。

ご支持戴いたのは故草柳大蔵先生、故吉野裕子博士、藤井善三郎館長、他数名です。

歴史四学会は崇高な「設立趣意」を掲げておられますが、まさに羊頭狗肉であります

歴史研究者としての誇りも、気概の欠片もありませんでした。

いずれにしても陶磁器部門・歴史の部門・全ての検証は完璧に終えました。

神器・太極「寶」は、

また東北被災者の物心両面の希望の「寶」となる筈です。

国難の日本国に計り知れない国益をもたらすと確信致しております。

既にお伝えした通り、「寶」は無償にて文化庁に寄贈致します。

国の威信と国益がかかった「寶」です。

その発表と引き渡しには世界の至宝「寶」に相応しき舞台を希望しております。

竹内先生と連携の上、速やかなる対応を願うものです。

後は同封各書状を検証の上、前大臣また新大臣・長官にご注進願います。

 

今月中ごろまでには、新大臣ならびに主だった衆参国会議員、更にマスコミにも同封の

資料を順次お送りする予定です

愚生の軽挙妄動、高言、不作法、未曾有の神器・太極「寶」発見に鑑み平にお許し願い

ます。

敬白

      平成23年9月

四学会内容証明書

「東洋陶磁学会」資料

政府・全マスコミ・各界各層への宣言状