四日目記事

世界の陶磁研究者の謎?!!!

唐白磁の窯場は!!!?

 

     

@唐三彩

   

A唐白磁

上記写真@は唐代に焼かれた唐三彩は、一般の人でもかなり知っておられる方は多い。

写真Aはその唐三彩と並んで唐代に「白磁が端渓の硯とともに天下に貴賎無く用いられ

た」(唐国史補)唐白磁です。

この唐白磁が中国全土で王侯貴族から一般庶民まで天下に貴賎なく愛用されたのは何故

か。?

しかも、唐白磁の日本一の権威者、元出光美術館・長谷部楽爾館長はこの玄宗皇帝時代

に焼かれた窯場が未だ発見されず世界の陶磁研究者の謎であると云う。

長谷部先生は、恐らく中国全土のいたる処から発見される唐白磁の陶片から、時代を下

げた晩唐の刑洲窯だけでは説明がつかず、黄河南域の窯場の発見が歴史的課題と著書で

訴えておられる。

紙面の関係で割愛するが、いずれ世界の陶磁研究者の謎である窯場のことは、歴史が証

明する!として、「天下に貴賎無く用いられる」程、何故白磁が大量に焼かれたの

か。??????

世界の陶磁器研究者は答えてはいないのである。

それは何故か?!!!!!!。

それは、この焼成不可能な唐白磁の神噐「寶」焼成のため、30年間試行錯誤した産物

です。

唐の白磁は「楽器にも使用された程の固く焼き締まった焼物であった」と驚異的技術の

時代であったと史書は語る。

獅子が鎮座する印台はまさに、その楽器にも使用された程の超微粒の胎土で30年間焼

成を繰り返したのです。

「寶」を手にされた方々は皆、過去の経験測を超える重量感に首を傾げられるのはその

為であります。

 

上記年表、★矢印に留意されたし。!!!

王侯貴族の墓に入れる副葬品で唐三彩などの明器を、勅令により“請願制”にしている。

それは何故か。?!!!!!!!!!

即ち、中国全土の陶工がこの神噐「寶」焼成のため召集されたのです。

そして「開元」の前年が「太極」で開元〜天寶までが30年です。

「開元」の意味は、天の「元」を「開」けば“太極”で「寶」に「通ずる」の解釈に読

観、取れます。

そして準備と印面篆刻期間も含め30年の歳月を費やし、遂に焼成なり年号を「天寶」

と改めたのです。

今日、メイドイン・チャイナは中国の代名詞で、陶磁器を指します。

(China=陶磁器)

「唐白磁」は“磁器”です。

陶器である唐三彩は「安史の乱」以後、磁器の登場により歴史の舞台から必然的に消え

てしまいました。

中華4000年、陶器(唐三彩)と磁器(唐白磁)の分水嶺、その頂点がこの獅子陶印、

神噐「寶」なのです。

即ち唐代以後今日まで何十億、いや何百億以上焼かれたメイドイン・チャイナの金字塔

がこの神噐・太極「寶」なのです。

まさに神噐・太極「寶」の発見により唐代歴史の壮大なジグソー・パズルは、次第に次

第に埋め合わされ、その歴史絵巻を鮮明にして来るのです。

まさに驚愕の史実です。     

                    特命担当  ○○

                     反論できない・・・・・・・・・!