文部科学大臣 高木 義明 殿
              副大臣   笹本 竜三 殿
              副大臣  鈴木  寛   殿
              政務官  笠   浩史 殿
              政務官  林  久美子 殿

粛啓

まず初めに、大臣留任と新春のお慶びを申し上

げます。

さて愚生は昨年暮れ、大臣に身の程も弁えず、

中国4000年の至宝、神器・太極「寶」発見の「訴

状」をお届けした者で御座います。

「訴状」及び支持戴く雲上の方々からの書状、各

学会、文化庁に宛てた書状、其の他を御検分戴け

ましたでしょうか?!

「訴状」で、愚生の苦節20年の歩みもお知らせ

致しました。

漢文化研究における東大の名誉教授を筆頭に、個々

の約70名の諸先生に神器「寶」の真偽是非を問い

ましたが殆んどの先生が、沈黙背走されました。そ

の上で「日本道教学会」(650名)「東方学会」

神器・太極「寶」

(1500名)「日本中国学会」(2000名 )「東洋陶磁学会」(800名)、

をも踏破して参りました。

その他に「日中関係学会」(400名)「日本学術会議」「文化庁審議委員会」

そして10数年前には「日本篆刻家協会」の門も叩いております。

誰一人正面きって異論反論を唱えた先生はおいでません!

それらの全ての経過はお知らせしたHP全て載っており、殆んど沈黙背走で

す。

数少ない日中の真の知性の方々から深い御支持を賜り、中国政府が動いたの

に日本の各学会・文化庁そして政府が動かない?!まさに蜃気楼であります。

頑なに門を閉ざす各学会に届けた同封★最終の『内容証明書』をご覧くださ

い!

解明執筆後の過去12年の軌跡を振り返るに、信じられない光景、まさに蜃

気楼であります。

日本は「政治」「経済」に加え『文化』の“危機管理”も体を成していないと

断罪されても致し方ありません。

重複いたしますが、何故このような事になるのか?

それは役所と同じく学問の世界も縦割り学問であるからです。

同封★『道教の大事典』のコピー資料をご覧ください!

刊行に参画された大学の諸先生は約30名です。

神器・太極「寶」は開元の天子、玄宗皇帝の勅令により制作された唐朝の神

器であると共に道教の最高印でもあります。

その各大学の道教研究の諸先生が各々専門分野を分担して『道教の大事典』

を刊行しておられます。

その総括責任者が関西大学の坂出祥伸先生で、真摯なる★対応の内容は、縦

割り学問の深刻なる状況を露呈しております。

そのような、学問の世界の限界と問題点を、同封ノーベル賞受賞のアレキシ

ス・カレル博士が★著書の一節で、ものの見事に指摘しております。

大観すれば、歴史研究者には陶磁器の世界は一般に別世界であります!

そして陶磁器研究者はそれなりの歴史知識はあっても、道教や易、印章まで知

識が及びません!

何より、神器・太極「寶」は、唐代道教の天才宗師、司馬承禎が奇跡の「九

文字」、太極の文言を考案し、唐朝の英才集団が叡智を結集して創造した未曾

有の神器であるからです。

この獅子印「寶」が、「老子」五千言から生まれた伝説の器「方円の器」であ

り、更に目も眩む光の文字で書かれてあったと伝わる伝説の「天書」であり

ます。

いずれも約1300年間、誰一人確認した事のなかった“幻の器”であり「天

書」でありました。

神器・太極「寶」の解明は史上最大とも思える壮大な“歴史のパズル”であ

りました。

失礼ではあるが、机上の知識学問では、神器・太極「寶」は、蜃気楼であり

ます。

神器・太極「寶」の総合判定には、築き上げた地位を投げ打つ真の勇気と覚

悟、そして心眼が求められます。

重ねて焼成不可能、世界の至宝と確信する神器・太極「寶」です。

解明後、世界の至宝と知覚した愚生は、足かけ約12年を費やし、日本中の

個々の先生、そして日本中の学会の門を叩き、念に念を入れ、真偽是非を問

い、そして全てを踏破して来た所存であります。

果てしない、果てしない道でありました!!!

★同封の劉京蔡博士の返書は、偽らざる博士の心境でもあります。

昨年、同封致しました故草柳大蔵先生・故吉野裕子博士他・日本の指折る至

高の方々の書状を今一度、吟味願います。


現実には歴史部門も陶磁器部門も、全て検証作業は終えておりますが、念に

念を入れた神器・太極「寶」の科学的検証を文部科学省の指揮にて要望する

ものです。

要望する特別審議委員会に、元京都藤井有鄰館藤井善三郎館長・「東洋陶磁学

会」長谷部楽爾名誉顧問・秋田大学石川三佐男教授・桜美林大学野口鐡朗教

授・関西大学坂出祥伸教授・蓑豊元大阪市立美術館館長で現サザビー・ニュ

ーヨーク副社長の御同席を賜ればありがたいです。

重ねてこの獅子印「寶」は世界の至宝であります。

従って神器・太極「寶」は個人が所蔵するもので無い事は明らかで、国庫に

無償にて寄贈致します。

なお私的な問題ではありますが、元気とは云え、母親が94才であります。

また、「寶」解明に多大なお力添えを賜った黒川先生も94才で介護施設です。

更に、私自身も体に爆弾を抱えております。

又、私はこの恐慌状態の田舎町で従業員3人の零細な商店を営んでおります。

20年間、バブル崩壊・リーマン・ショック等々!!!ここまで生きて来れ

た事自体、奇跡であります。

また「訴状」でお伝えした通り、既に神器「寶」は、HPにて世界に発信し

ており、中国蛇頭、香港マフィア・法輪功その他、「寶」と私の身の危険も決

して安全とは言えません。

過去20年、まさに生死の狭間を行軍して参りました。

大観ご賢察の上、大臣各位の御英断を切望する次第であります。

愚生の高言、非礼、不作法、諸事、神器・太極「寶」解明発掘に鑑み平に平

にお許し願います。

激寒の折、大臣各位の御健勝を祈りつつ、吉報を“一刻千秋”の思いでお待

ち申しております。

敬白

<同封>

各学会に宛てた内容証明書の書状

『道教の大事典』コピー資料

劉京蔡博士の書状

アレキシス・カレルの著書のコピー

アドレス・カード