斉藤孝正主任調査官殿
冠省 まずは、「文化庁文化財部」の8月3日付け 要諦は、 ★@文化庁は「関係学会等における学術研究の 対応はできない。 ★A東洋陶磁学会の竹内委員長に当方の書状を はそちらへ送っていただきたい。 それでは貴台にお尋ね申し上げます。 私は「東洋陶磁学会」へは平成20年2月 書簡のやり取りを10回も致しました。 |
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文化庁文化財部美術学芸課 主任文化財調査官 斉藤 孝正 殿 平成22年8月9日 |
第1回の申し入れから6ケ月後の8月20日付けで「当学会として調査および研究対象
として取り上げることは困難との結論・・・伝々」の公式返書を受け取っております。
10回の往復書簡の大半は常任委員会の結論に困惑された伊藤郁太郎常任委員長の真摯
なる対応が粗方であります。
現物の「寶」拝見の後、伊藤先生からの当を得た鋭いご質問に裏付け資料も添付し明確
にお答え致しております。
即ち、伊藤先生ですら何一つ反論できなかったのであります。
その後真摯に対応戴いた伊藤先生は、大阪市立美術館館長・そして学会常任委員長も辞
しておられます。
それ以前の「日本道教学会」「東方学会」「日本中国学会」などの約10年に及ぶ忍耐を
超えた経緯を踏まえ、私は文化庁に申し入れているのであります。
振り出しに戻って、当方から東洋陶磁学会の竹内委員長に再び、アレコレの書状を送る
のは、まったく論外であります。
「東洋陶磁学会」その他の四学会との、それらの経緯はHPに全て載っており、ご確認
の通りで御座います。
★B正面から真剣に対応する気ならば、今度は「東洋陶磁学会」から、「寶」を科学的検証
する手筈、また他の学会にも呼びかけ日時・場所・参加者等々の仔細を当方に公式書簡で
伝え申し入れるのが、世間の常識と存ずる。
ひとつ貴台にお知らせしておこう。
愚生が何故、「寶」のホームページを10年前に準備し、6年前に開設し、刻々日本はお
ろか世界に発信しているか?
それは「寶」が世界遺産に匹敵することは無論であるが、この世界の至宝「寶」を守る
為であります。
中国マフィア蛇頭や台湾マフィア・道教秘密結社などの魔手から「寶」と身を守る為で
あります。
私の肉体が無くなれば、この漢文化の歴史を覆す人間がいなくなっては困るからでありま
す。
今ひとつ、「寶」をご支持戴いた同封上杉千郷先生が先日亡くなられました。
最期まで、「寶」と私を案じて逝かれました。
同封の写真の通り、ノーベル平和賞のダライラマと会談し、ローマ法王と接見する程の
雲上人である。
「寶」の絶対的支持者である黒川総三先生も93歳で介護施設で臥せっておられる。
故草柳大蔵先生、故吉野裕子博士も亡くなられました。
雲上の超一流の方々達である。
貴台に言っておこう、学歴や知識がどれだけあっても一流では無い、超一流とは「勇気」
「覚悟」「信念」があるかであって無き者は一流以下二流なのである。
貴台は文化庁主任調査官であり東洋陶磁学会の常任委員を兼務しておられる。
世界遺産とも云うべき「寶」の歴史に二重の責任を負っている事を自覚されたし。
つまらぬ事を述べたが、以上★Bの要旨を学会竹内委員長に8月31日までにご返答を
お待ちする旨、貴台から伝言して戴きたい。
勿論、以上の次第全て玉井長官に御報告願いたい。
貴台からのご返書は無用である。
重ねて、後退も足踏みも妥協も皆無であることをお伝え致しておきます。
獅子印「寶」は唐代の天才大宗師・司馬承禎が太極、奇跡の韻文を考案し、世界に鳴り
響いた唐朝が中華の威信をかけて完成した、完璧、完全無欠の未曾有の神噐「寶」であ
る。
拙者のような日本で指折る馬鹿か、超一流にしか観えない世界ナンバーワンの「寶」で
ある。
現実には全て終わっており、文化庁が指導的立場で世界に発表すべきであるが、敢えて
愚直に拙者は大道を歩んでいるのである。
史実・真理は覆い隠せない事は歴史が証明している。
貴台はじめ沈黙の学者が歴史にどう位置づけられるかは、愚生には分からない。
大宗師、司馬承禎が千三百年の幽玄の彼方で大笑している気がしてならない。
以上8月31日迄、文化庁管轄学会各位の真摯なる対応をお待ちする次第である。
貴台の益々のご活躍をお祈り申しております。
敬白
平成22年8月8日