一応大気圏を無事脱出したようです。
突貫工事で建造した「大和」で、多少心配いたしましたが、長年のポンコツ自動車の運転で、操縦には自信があります。
現在の車も9万円で買った自動車です。
それはさておき、「大和」も水平軌道に入りましたので、乗船の皆様に、これから目指す唐代の年表を、前方スクリーンに写し出し、「大和」の軌道を確認願います。
私の習った歴史の先生が言ったかどうか、記憶に定かではありませんが、確か歴史を探訪する時、まず片手に年表・もう一方の手に地図が無くては、本当の歴史が見えては来ないと記憶している。
そして年表は自分で作るべきと、記憶している。
パネルに写し出した年表は手作りの『寶年表』です。
あいにく、地図だけは作成できませんでした。
何せ、拙者はまだ一度も中国へ行った事がありません。
そう言えば、北海道も九州も四国も佐渡島も言った事がない。
振り返るに、行く機会というより時間が無かった事の方が正確な答えである。
その様な訳で、方向音痴ではないが中国の地理には不案内です。
いずれにしても、今後、私の説明不足が生じましたなら、乗船の皆様は、時々このパネルにアクセスし参照願います。
『寶年表』
無事飛び立ったとはゆえ、下の日付の示す通り、今後も「大和」本体の突貫工事は続きます。
追いついている方が、すでに出ているかもしれません。
その場合「大和」のサロンでコヒーを飲み、窓の外の銀河を眺めてお待ちください。
艦長より
平成12年4月25日
|