5・『登龍門』 |
神噐・太極「寶」が納められた“太微宮”の前には、伝説の門、登龍門が偉容を放っている。 この登龍門とは黄河上流にある急流で“鯉”がこれを登れば“龍と化す”るという言い伝えがあります。 そしてこの鯉は『大漢和辞典』によると「書状」「手紙」とあります。 また約1300年前、この奇跡の印文「九文字」を残し、歴史に沈黙していた大宗師・司馬承禎が太極殿の扉を開け『登龍門』から放った現代社会への警告の“書状”でもある。 これは篆刻で文字を彫ってあるのだが・・・。 ■印面の写真
そして“登龍の門”が描かれてある。 しかもそれは▲昇り龍・下り龍が描かれている。 そして文字は中央“君”天子皇帝が開祖「老」老子をかざし感激している様子が描かれてある。 しかも、この「老」の神字は、伝説の神獣達が、疾走する様が描かれてある。 これ以上は「寶」本に解説してあります。 それとも、10日間程、この印面を、最低一日10時間程凝視しておれば何かが観えて来る筈です。 |