5・『登龍門』

 
神噐・太極「寶」が納められた“太微宮”の前には、伝説の門、登龍門が偉容を放っている。     
 この登龍門とは黄河上流にある急流で“鯉”がこれを登れば“龍と化す”るという言い伝えがあります。

 そしてこの鯉は『大漢和辞典』によると「書状」「手紙」とあります。
 貴方はこのホームぺージの全てを終え、そして平成承禎の「寶」本にチャレンジする頃、きっと貴方は新しい自分を見いだし“龍”と化しているだろう。
 私の書き著した「寶」本は、只単に、世紀の「寶」発見・解明立証の本だけではない。
 混迷と混沌の現代社会に対する、警告の書でもある。

 また約1300年前、この奇跡の印文「九文字」を残し、歴史に沈黙していた大宗師・司馬承禎が太極殿の扉を開け『登龍門』から放った現代社会への警告の“書状”でもある。
 印面の写真を御覧戴きたい。
 貴方はこの印面を見て何を感じ、何が観えるであろうか。

 これは篆刻で文字を彫ってあるのだが・・・。
 もし貴方が単なる文字としか見えないなら、現在の貴方では、この太極「寶」の謎は解けない。
 これは、1300年前、漢字で描いた、壮大な▲道教絵画なのである。
 しかも印面の奥には、太微宮の正殿

■印面の写真

 

 そして“登龍の門”が描かれてある。 
 その漢字で描いた絵画は、日月が輝き、四龍が舞う。

 しかもそれは▲昇り龍・下り龍が描かれている。

 そして文字は中央“君”天子皇帝が開祖「老」老子をかざし感激している様子が描かれてある。

 しかも、この「老」の神字は、伝説の神獣達が、疾走する様が描かれてある。

 これ以上は「寶」本に解説してあります。

 それとも、10日間程、この印面を、最低一日10時間程凝視しておれば何かが観えて来る筈です。  
 以上、このホームページは、太極「寶」本への『登龍門』でもあります。 そして当然、全ての中国研究者の『登龍門』でもある。
 またアクセスした、貴方の“開眼”これからの人生の“登龍門”となるであろう。


平成12年4月12日